【いしかりガイド】
石狩・10000年の歴史

2015.07.19 公開
2016.01.05 更新


■ 約10000年前

最終氷期(11万年前〜)が終り後氷期に入る
このころの海岸線は現在よりやや沖合い
温暖化して海が進入

■ 5500年前

縄文海進の最盛期     札幌の低地部は海の中     古石狩湾(湖)
海水面は現在より4〜5m高くなる (「新札幌市史」) ▼ 約3mとも (「いしかり博物誌」)

■ 時代区分

先土器時代    約20万年前〜1万年前                 旧石器時代
縄文時代       約1万年前〜2千年前
続縄文時代    約2000年前〜1500年前           弥生・古墳時代
擦文時代       約1500年前〜800年前              奈良・平安時代
アイヌ時代    約800年前〜 本州との交易の増大  鎌倉・室町時代

■ 石狩にヒトが住み始めたのは縄文時代

縄文前期(5000〜6000年前)の遺跡が発見されている
紅葉山49号遺跡 縄文前期,中期,続縄文,擦文,江戸(アイヌ文化)
木製の漁労施設(エリ) など → 砂丘の風資料館

■ そのころの本町地区は海の底

平均して1000年に1kmのペースで海が後退して陸地化
本町地区は石狩川左岸河口砂嘴(長さ約4km,幅600m)の上にある
河口砂嘴も600〜800年ほど前から形成され始めたと思われる
1810年頃     八幡神社あたりが河口の先端
1890年頃     石狩灯台あたりが河口の先端
1950年頃     右岸の護岸,導流堤工事などにより先端の伸長が止まる

■ 石狩における和人の歴史はおよそ400年 西暦1600年前後から

和人     アイヌから見たアイヌ以外の日本人,大和民族


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