| 太郎代天曝観音 および 西国三十三箇所霊場 |
■ 吉田庄助
サケ漁業，北洋漁業につくした網元，吉田旅館経営
娘が佐藤水産先代の妻
1935(S10) 出身地新潟県太郎代浜村から分身を迎える
観音講で維持 (主として佐藤水産)
■ 太郎代天曝観音 
現・新潟市太郎代 開村の祖 斉藤太郎太夫，民政に意を用いる
太郎太夫菩提に観音像を贈らん・・・(僧の託宣)
航海中の船が動かなくなり，積んでいた観音菩薩像を塔婆山に移す
風もないのに御堂の屋根が吹っ飛ぶを繰り返す
天曝しにすると平安の日々が続くようになった…との言い伝え
石狩特有の強い潮風で，衣装はたちまち色褪せぼろぼろになる (2015.08.09)
毎年春秋，真っ赤な新らしい衣装に着せ替えられる
越冬装束
■ 三十三体の観音像 
天曝観音菩薩像のある塔婆山に祀られている
1936(S11) 本町地区の婦人たちが寒修行で得た浄財などにより
ここにも三十三箇所霊場ができる
33体すべて異なるが，厳しい風雪に痛みも進んでいる
■ 木彫り(一刀彫)の本尊・太郎代観音像 
1937(S12) 御堂に安置
■ 不動明王 
大日如来が怒りの姿で現れて 悪霊を懲らしめる
