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トピックス 2017-B (4-6月)

2017.04.01 公開
2021.04.18 更新
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2017.06.30 版 海水浴場区域ではありません!,の巻


a

b
昨年夏,4人の若者の命が失われた水難事故現場
明日(7/1)からの海開きを前に,観光協会により今年も注意看板が立てられた (a)。
ちょうどその時現場のなぎさでは保育園の幼児たちが屈託なく水遊びをしていた (b)。
4,5人の保母さんが適当な間隔で並んで水の中に立ち,それより沖側に幼児たちが出ないように注意を払っているようだった。
「あぶないよ,気をつけなさい」と,もしかしたら余計なお世話の年寄りもひとりいた。
逆に幼児たちにいじられていたりして・・・


2017.06.28 版 アオバト!,の巻


ショウドウツバメ

アオバト

コチドリ
2017.05.17版の続報。再び押琴海岸をおとずれた。
ショウドウツバメたちは相変らずせわしなく飛び交っている。
しかし今日のお目当ては,実はアオバト。
すでにカモフラージュに身を潜めた先客がいて,そのご指導により初めての挑戦でアオバトの姿を捉えることができた。嬉しい。
ついでにチョロチョロしているコチドリまでも・・・
久しぶりの暖かな好天。押琴に向かう前に寄った石狩浜には,おびただしい数のボランテイアスタッフが。
7月1日の海開きへ向けて,”クリーンアップ日本海inISHIKARI”と銘打った清掃活動が行われていたようだ。
集められた大量のゴミが重機によって運ばれていた
みなさん,おつかれさまでした。


2017.06.27 版 たまにはわが家の海浜コーナー,の巻


コーナー全景

ノハナショウブ

ナミキソウ

ハマエンドウ

エゾカワラナデシコ

ハマボウフウ
雑草園と化しつつあるわが家の海浜植物コーナー。
海浜植物と雑草との共生の可能性を探るのが狙いなのです(というのはウソ。単なるメンドクサクてのほったらかし)。
やがて見るのも怖くなって近づきもしなかったのですが,今朝おそるおそる眺めてみました。
するとこれがけっこう共生しているのですね。
コーナー全体ナミキソウが一強支配模様を呈するかに見えたのですが,アベ一強のニホン政治とは明らかに異なり,エゾカワラマツバ,ノハナショウブ,ハマヒルガオもしぶとく自己主張しています。
さらには花と実のハマエンドウも捨てがたく,そしてこれから主導権を握らんとエゾカワラナデシコ,ハマボウフウも虎視眈々。
「おとーさん,おもしろいです」
やはり政治も百花繚乱にならなければ,まったくもってつまりませんね。


2017.06.22 版 海難救助訓練に見とれた,の巻

海浜植物保護センター向かいの海水浴場”あそびーち”の駐車場に,赤い車がずらりと並んでいる。
聞くと,石狩,札幌,小樽の消防(レスキュー)と道警,海保などの合同の海難救助訓練が行われるという。
断りもせず勝手に見学させていただく。
どうやら,関係者およびマスコミ以外の見学者(ヤジウマ)は私ひとりのようだった。
あいにく小雨がちらつき,波もあって必ずしもよい条件とは思われなかったが,真剣な訓練ぶりがうかがえた。
やんちゃな浜歩きをしている身として,間違ってもお世話になることのないように心がけたいものである。
たまたまついでのサンドアートは,ヴィーナス像


2017.06.21 版 やんちゃ者は私だけではないのだ,の巻


a

b
昨日(6/20)砂嘴の先端に長さ100m以上の細長い突起が出現していた (a)。
辛うじて水面上に顔を出した感じで,左右から波に洗われている。
いつ沈むかわからない・・・
なんとか突起の先っぽまで行って戻りひと休みしていると,少し遅れてひとりの男性が近づいてきた。
無謀にも突起の中に突入するではないか (b)。
やんちゃ者は私だけではないと知り嬉しくなった。
よく見るとこの男性,海浜植物保護センターの熱血ボランティア氏(Sさん)だった。
砂嘴に出現した突起について詳しくはこちら ⇒ 砂嘴先端2017


2017.06.19 版 えっ!こんなところにアヤメの一群がっ,の巻


a

b

c
灯台改修工事のゆくえがなんとなく気になって,今日もはまなすの丘へと足が向かう。迎えてくれるのは,満面の笑みのエゾスカシユリ (a)。
ヴィジターセンターでふと海側の窓から眺めると紫の花の一群。
2階のペランダから見る限り,ノハナショウブらしい (b)。
でもなんでこんなところに?しかも少し早過ぎやしないか?
外へ飛び出して接写する (c)。
こ,これはノハナショウブではないべさ。
花弁の模様はどうみても”アヤメ”。
石狩浜海浜植物保護センター調査研究報告第8号『1989年以降に記録された石狩浜の植物種リスト』(2009年,全291種) には,アヤメ科植物はノハナショウブとキショウブ(外来種)の2種しか記載されていない。
つまり,石狩浜としては初めての種,ということになるのだろうか?
保護センターの皆さん,フォローをよろしく。(かつて誰かが持ち込んだものであることには違いないでしょうが)


2017.06.18 版 誰が設置したかわからない案内板・その2,の巻

昨日(6/17),増毛山道を目指す途中,濃昼山道・安瀬側入口に新しい案内板が立っているのが目に留まり,帰路に立ち寄って確認。
もしかすると,濃昼側入口にもあるのかなと思い行ってみたがなかった。どうして?

2016.12.10版に書いたものと同じシリーズの案内板であることは明白だ。
右下隅の文化庁のロゴには”平成28年度文化庁文化財を活かした地域活性化事業”とある。文化庁のホームページをたどると,平成28年度には石狩市に”石狩市文化遺産活用地域活性化事業”として”石狩市文化遺産活用実行委員会”に60万円なにがしかの交付金が下りていることがわかる。そうか,そのお金で立てられたのね。
へぇ〜〜〜,そんな実行委員会があったんだぁぁぁ。知らなかった。
なら,単床ブロックの「近代遺跡調査」だってそこでやればいいのにね。
それはともかく,その交付金で事業化された内容がどうして市民に公表されないのだろうか。
必ずしも「濃昼山道」だけではないのでしょうに。
市民に対し,あんたら勝手に探してみたら,というスタンスなのだろうか?


2017.06.17 版 増毛山道,の巻

アプローチの林道,増毛山道への入口からおよそ300m手前に立つ案内板。
ここまでたどりついたのは実は初めて。
もとよりこの日山道を歩く気はなかったが,山道入り口から少し入ると大変なぬかるみ
たちまち退却してきた。

8年ほど前山道の復旧が始まった当時,幌神社の裏手に山道の入口が開かれていた。
しかしこのルートは現在非公開となっている。
民有地内を通るとかさまざまな事情があるのかもしれない。
現在の山道入口まで直線距離でも5kmほどある。
これも歩くのもたいへんなことだけど,山道として取り込むことにもさまざまな問題をクリアしなければいけないのだろう。。


2017.06.15 版 続・近代遺跡調査,の巻


2016.06.24

2016.07.24

2017.04.27

2017.06.14
昨日(6/14)わけあって単床ブロック護岸遺跡を再び訪ねた。
去年6/24,治水施設見学会でおとずれて以来の経過が左の写真でわかる。
少なくとも今年も草が伸び出す前の4/27には川岸まで近づけた。
が,昨日は背より高く茂った雑草に阻まれて,とても近づくことはできなかった。
堤防上には,石狩川護岸工事の記念碑も離れて2本立っている。
起点の碑の周囲は草刈が完了していたが,終点の碑はイタドリの森の中に埋没していた。
雑草の生命力,勢いの凄さには,あらためて脱帽する以外にない。アンタたちはえらい。

なお”近代遺跡調査”については,2017.04.28版に概略を書いた。
単床ブロック護岸に関する詳細調査員として,文化庁からこのほど正式に委嘱された。
上記の写真が遺跡の置かれている現況を如実に物語る。
調査員として私を推薦した石狩市には,当面この遺跡を保護・保全しようとする動きが微塵も感じられない。
自分も含めてナサケナイ。どうしたものだろうか・・・?


2017.06.13 版 石狩河口橋右岸側親柱損傷,の巻

6月5日のモニターウオークの際気づいたことであるが,石狩河口橋の右岸・上流側,ひらかなの橋名板が埋め込まれた親柱に異変が!
親柱を構成する3ヶの石がかなりずれている。
何かが激突したとしか考えられない。
もしかしたら,件のヒグマが体当たりを食らわしたのだろうか?
さすがにそうではなくて,5/22に,車両(乗用車)が衝突したということだ。
車輌はジャンプして河川敷に転落,横転したようなので,かなりの事故だったと思う。
反対側,右岸・下流側,完成年月が埋め込まれた親柱も基部がやや傷んでいる


2017.06.08 版 ヒグマ出没中,の巻


左岸

右岸
厚田や浜益の山の中ならオドロカナイ。が・・・
今朝(6/8)の北海道新聞朝刊・石狩版によると,すぐそこ,石狩河口橋近くの両岸で目撃されたとのこと。6日には左岸(マクンベツ),7日には右岸(北生振)。
私が左岸をモニターウオークしたのは5日。すぐ近くにいたのかもしれない。

出遭いたくないけれど,じっとしてはいられない私。
とりあえず設置されたという注意看板を見に行く。
左岸は,道道508号・矢臼場札幌線脇,ミズバショウ群生地木道最寄りの駐車場入口。
右岸は,石狩河口橋と目と鼻の先の堤防脇・河川敷地
これらは石狩市が急遽設置したもののようだが,マクンベツ湿原の3ヶ所の駐車場すべてに,札幌河川事務所により「熊出没注意」の看板が立てられていた。
私が歩いたところから1kmも離れていない。普通,こんなところには現れないでしょうに。
しかも両岸で目撃されたクマは”同一熊物”らしい。ということは,石狩河口橋を悠然と歩いて行き来したのだろうか?
それはないでしょう。川を横切る黒い物体?の目撃情報もあるらしいから,川幅200〜300mを泳いで往復したということだろう。
うーむ。油断ならない。来月以降のモニターウオークが楽しみ,ではなくて,ビビる。

もしかしたら,はまなすの丘にも現われるかもしれないので行ってみる。
途中,海浜植物保護センターの前にはたくさんの車が。そのうち10台くらいは営業車。
えっ!ここにもクマが出たのか?

コワイから素通りして浜へ。見ると砂嘴先端の方角に黒山の人だかり。じ,事件かっ?
こわごわ近づくと,ジャージー姿の高校生風と引率の先生風,ざっと100人ちょっと。これまた見方によっては異様な光景。
小樽から遠足に来たのだそうな。観光センター前でバスを降りて歩きはじめたらしい。
「足が痛くてもう歩けないですぅ」と泣き言をいう生徒も・・・クマに喰われるぞっ!
6/13 追補
石狩市のヒグマ情報によると,私がウロついた8日にも”同一熊物”が左岸(生振)に現われたらしいという。見られていたか・・・
今日行ってみると,石狩市による新たな看板が。
冬にはワカサギ・テントが林立する真勲別川東端の石狩川堤防付近。
先に立てられた看板より迫力に欠けて弱々しい。。。どうして?
今日13日は当別町との境近くの美登位で目撃されたという。神出鬼没だ。


2017.06.06b 版 カワガニ漁を真上から覗く,の巻

昨日(6/5),今年2回目のモニターウオーク。
4時間25分。総距離数 8.5km。歩数 12,000歩。1回目を上回った。
久しぶりの快晴に浮き立って,長さ1.5kmの石狩河口橋を往復してしまったのが大きい。
正面に,往路は樺戸三山と阿蘇岩山,復路は手稲山と余市岳。くっきり。
右岸河川敷では既設のワンドに接して,橋直下に新たなワンド工事が行われているようだった。
途中,橋の真下でなにやら漁が。
帰ってからポリバケツの中身を拡大して覗くと,カワガニだった。
モズクガニとも呼ばれるらしい。
以前,尚古社のNさんから勧められたりしたが,カニとエビが苦手の私は断ったことがある。
カニ好きの人にはたまらないのかもしれないが・・・


2017.06.06a 版 おとーさん,たいへんです,の巻

前回のモニターウオークで,ワイルドなカエルのいた水溜り。
2度目のモニターウオークの昨日(6/5),再会を楽しみに覗き込む。
すると・・・そこにはオドロキの光景が・・・
水溜り全体にオタマジャクシがひしめき合っていました。
まるで満員電車の中の人たちみたいです。

「おとーさん,たいへんです。
この子たちがみんな大人になったら,石狩はカエルの国になってしまうかもしれません」


2017.06.05 版 灯台改修工事とヘリの訓練,の巻


灯台工事標識

ヘリの訓練
ぐずついた天気が続いたが,今日は澄みきった青空。
保護センターとは違う,薮の中ながら”じぶんち”のモニターウオーキングを堪能した。

そのあと浜をまわって,石狩灯台の改修工事が始まっているのを知った。
外壁塗装。赤白横縞の順序が反転するのか,見ものだ。
そして札幌市消防局石狩ヘリポートでは下りたり上がったりの訓練が。
しばらく車を止めて見とれていた。
オスプレイとか,軍事訓練ではないところが清々しい。
6/13 追補
灯台の周りに足場を組む工事の進行中。この日のうちに完了しそうだ。



2017.06.01b 版 2匹のキツネ,の巻


東埠頭近く
数日間根を詰めた河口砂嘴の地形変化にひと区切りつけてほっとした。
気分転換に浜へ。
今年初めて,海浜植物保護センターに顔を出す。
よそんち”を実感した。
(運営のアウトソーシングの話が出た時から,なんとなく危惧していたところだ)

帰路,東埠頭朝市の方からカレイらしき魚をくわえたキツネA。
するとどこからともなくキツネBが現れて,微妙な距離感。
ともに甲高い声で吠えあう。
キツネAは獲物を譲らず,キツネBはすごすご離れていった。
詳しくはコチラ


2017.06.01a 版 河口砂嘴の地形変化 - 総集編,の巻


調査対象範囲
先に画像のみで暫定公開しましたが,昨5/31,各年についてのコメントを記述しました。
そして本日,全画像を収録したPDFファイルも添付しました。

こちらへ数多くアクセスしていただいている皆さんにはミミタコかもしれません。
が,そうおっしゃらずにぜひご覧になっていただければ幸いです。

コチラです ⇒ 『河口砂嘴の地形変化 - 総集編 季節的変化


2017.05.28 版 ハマナス,咲きはじめていたのですね,の巻


ハマナス

ハマエンドウ

イソスミレ

ハマハタザオ

ハマボウフウ

エゾスカシユリ
石狩樽川海岸線脇。ハマナスが咲きはじめていました。はまなすの丘ではまだみたい(灯台近辺では)。でも,ツボミを見つけましたので,もしかしたら明日には咲くのかも。
いまは,ハマエンドウが見ごろです。
イソスミレもまだ頑張っています。
ハマハタザオがあちらこちらに群落をつくって存在感十分。(これだけ5/25)
木道脇で,もしかしたら過保護状態のハマボウフウは,やがてジャングル化するのかも。この写真の中に,何株のハマボウフウが写っているかわかりますか?
エゾスカシユリはもう少し。
5/30 追補
ハマエンドウ画像差替え。海水浴場(あそびーち)裏手の砂丘に赤紫の絨緞。市道・灯台線をゆっくり走っていると必ず目に留まります。


2017.05.27 版 俳句のまちいしかり企画展,の巻

7月6日(木) ガイドボランティアの会による企画展が予定されています。
俳句ロード⇒催しの予告 を参照してください。

俳句がらみでいえば,近ごろ俳句にはまりかけています。(30年間,そんなもんやるもんかっ,といっていたのになぁ)
石狩かしわ俳句会は,毎月第四金曜日が定例句会です。(学び交流センター,午後1時から)
いつも15人前後の参加をえて盛況。
みなさん目に見えて上達していることが実感できます(新米の私がいうのもおこがましいですが)。
ところで6月句会(23日)紅葉山公園での吟行会です(雨天決行)。
公園で2句,初夏を吟して,午後1時までに(12時15分から使えます)学び交流センターにお集まりください。


2017.05.25 版 サーモンファクトリーに半旗,の巻

今朝通りかかると,サーモンファクトリーに半旗が掲げられていた。 (蒼空に慎む半旗 5/26)
太郎代天曝観音の境内で何度か見かけて,話もしたことがある。
佐藤水産会長の突然の死を悼み,ご冥福を祈りたい。


2017.05.22 版 亜麻,発芽の兆し,の巻


2017.05.22 (6:06)

2017.05.22 (16:54)
() 一昨昨日身内の葬儀のため失礼しました。
今朝見ると,18日に播種した亜麻畑,はやくも発芽の兆しです。
お日さまに誘われて,今日中には小さな双葉をのぞかせることでしょう。
() 予想(予報)に反してお日さまはにっこりとは微笑んでくれませんでした。
お日さま大好きな亜麻の芽は,ちょっとしょんぼり。
なん人かのわんぱく小僧も頭をちょこっと出して,でも肩をすぼめてしまいました。
(発芽宣言は5/23です)


2017.05.18 版 五の沢林道,春別林道,の巻


渦巻き

ボコボコ

スミレの群落
昨日17日,随分久しぶり五の沢林道を走った。
五の沢池では8年振り渦巻き。そして単床ブロック護岸が施されていることにあらためて気づかされた。
八の沢鉱業所跡地をすぎて原油湧出現場を覗くと,相変らずボコボコと元気だった。伊夜日子神社の石碑のまわりは,タチツボスミレ(だと思う)の群落で控えめに彩られていた。
さらに進むと三叉路に出会う。五の沢林道の本線は右に向かい当別へと続く。

入口ゲート

出口ゲート
直進すると坂を上りやや左に曲がって道は途絶える。1軒の人家。アイヌ文化に詳しいF氏の草庵だったと聞くが定かではない。もはや廃墟
そして三叉路を左折するのが春別林道入口ゲートはどうぞお入りくださいといわんばかりに開いている。当然進入する。路面の砂利の手入れもしっかりなされていて走りやすい。一ヶ所だけガケ崩れによる落石があってやや危険。ここを通り過ぎてほっとする。林道の総延長は3.9kmということだが,残り1kmというところでいきなり立ち塞がってくれたのが出口ゲート(ゲートの向こう側から撮る。自分だけこっちに来れてもどもならん)。それってないべさ。なんとかUターンできるところまで細い林道を200mほどバックしなければならなかった。
2008年の4月にも,送毛山道を送毛側から入ってやれやれ毘砂別だと思う束の間,ゲートが閉じていて引き返す羽目に陥ったことがある。お願いですから,この手のフェイントはよしてください。


2017.05.17 版 小洞燕が今年も帰ってきたよ(古潭),の巻


2017.03.26

2017.05.17
古潭漁港の北に隣接する押琴海岸海食崖の頂部。
約束通りにショウドウツバメが帰ってきていた
左の写真は3/26。入居者のいない空きアパート状態。
右が今日5/17。いつ戻ってきたのかは分からないが,頻繁にアパートに出入りしている姿が確認された。
”通常は繁殖ごとに新しく穴を掘る”とも書かれているが,どうやら中古物件も利用されているように思われる。
このあと久しぶりに五の沢林道を八の沢まで足をのばした。油田跡を見たあと,林道春別線を走って酷い目にあった。それはまた明日。


2017.05.15 版 億劫法師を退治しました,の巻

旧知のYさんから5月12日が締め切りの原稿依頼メールが届いたのは4月27日。
テーマは「はまなすの丘砂嘴の変化」についてだという。
おまけに断られ断られ続けて,4人目の白羽の矢だという(なんだかなぁ・・・)。

それはともかく,丁寧な仕事で勝手に定評のある私のことである。
とても無理!と,即お断りした。

しかしYさんもさるもの。では9月1日締め切りならどうだっ,と攻めてくる。
この間,かなりキツイ苦言メールを送ったことも引っかかっていた勝手に心優しい私のこと,気づいたら受けてしまっていた。
(別筋だが,相前後して10月末に報告原稿を提出しなければいけない某調査員なるものも引き受けさせられた。
最後の押しの弱い自分が情けない)

ということで,砂嘴の変化。。。
なにをするにも先に顔を出す億劫法師(=めんどくさいのサイ)を退治することから始めなければいけなくなった今日この頃。
締め切りはまだまだ先のこととはいえ,その準備作業としてとりあえずこれまでの8年間(の一部)をまとめてみた。

まだ未完成の暫定公開ページですが,ご覧ください。
河口砂嘴の地形変化 - 総集編 季節的変化

油断ならないのが不死身な億劫法師。退治してもきっとそこらへんに潜んでいて,すぐにまた顔を出すのだから・・・


2017.05.10 版 ドクガの幼虫,今年もいました,の巻


2017.05.09
今年も律儀にハマナスの新芽にたかっていました。
5/9 に目に留まったのはこの集団だけ。(共謀罪で拘束するとカブレます)
東屋の先の管理道路脇です。
完全にいなくなることは決してないのでしょうが,どうやら今年の発生は少ないような気がします(願望)。
ただし,時期的に少し早かったせいかもしれませんので,油断はできません。

去年までのドクガについてはコチラ
5/27 追補
その後ドクガたちは日に日にテリトリーを拡大している様子です。
5/25 には木道脇でも見られました。
さらに住宅地でも。。。
5/20 花川北のわが家の庭でも特定の植物にごそっといました。どひゃっ!
たまたまあった(かつ,それしかなかった)オルトラン粒剤を散布。
期待していなかったのですが,なかなかどーしてかなりの効果アリ,です。


2017.05.09b 版 ハマハタザオも開花,の巻


ハマハタザオ

イソスミレ
わが家の海浜植物コーナー
ハマハタザオは昨日開花を確認。
光を浴びて輝く。
イソスミレはこのくらいの株がいたるところに。
2011,2年生の古い大株はかなり衰退。
多年草には違いないが,株の寿命はさほど長くはないようだ。


2017.05.09a 版 中道の突き当りの崖,の巻


2017.05.09
この冬激しく浸食されて高さ2mほどの切り立った崖になっていたはまなすの丘・中道の突き当り
とても上り下りできない状態だったが,4月24日には監視員氏によりなんとか通行できるようになっていた。
今日行ってみると,さらに流木などを使って階段が作られていた。
おつかれさま。


2017.05.04 版 再び姿を現した第四号水制,の巻


第四号水制

2017.05.03 汀線
一昨年(2015年)4月1日初めて発見した石狩川河口右岸の第四号水制の遺構
その後何度も訪れたが目にすることがなかった。
おそらく砂が堆積して埋まり,見えなくなっていたのだろう。
昨日(5/3) 来札/中村両水制工の間を歩いてみると,なんとすっかり姿を現していた。
まる2年振りの再会である。
この春,知津狩川により浸食され堆砂が持ち去られたのだろう。
左の Google earth の背景画像は昨年の連続台風後の 2016.09.27
その時点での汀線と比べると,昨日の汀線は10数m後退している(第四号水制近辺で)。
石狩川ではチカ漁がたけなわ。このあたりでもたくさんの定置網が仕掛けられていた。


2017.05.03b 版 イソスミレ開花,の巻

わが家の海浜植物コーナーの動きもあなどれない。

イソスミレ

ハマハタザオ

ハマボウフウ
イソスミレ,小さくイジケ気味ながら一番花確認。
現地でも庭でも,4月中に咲くのはどちらかといえば当たり前。
株はいっぱい増えたのでこれから楽しみ。
ハマハタザオもずいぶん増えて,そろそろ開花かな。これからナガメとの戦いが始まる。
ジリ貧気味のハマボウフウも数えてみれば13株。わが家でいま一番立派な株はコレ(4/3発芽と同じ株)。


2017.05.03a 版 昨日出遭った顔,の巻

昨日(5/2),ちょうどころあいのよい天気。河川愛護モニターとしての今年の初仕事に歩いてみた(モニターウオーク)。
休憩とか,あちらこちらでキョロキョロとかも含めて,3時間55分。疲れた。
総距離数(GPSロガー と Google earth による) 7,880m。疲れた。
歩数(スマホの歩数計 による) 11,300歩。疲れた。

半分ほどは堤防の上などまがりなりにもついている道の上を歩くが,残りの川辺などはほとんど道なき道。
単床ブロックの上とか,ひと月後には背丈以上にヨシなどが繁茂する薮とか,狭いコンクリート護岸の上とか。
自慢じゃないけど高所恐怖症の自分には護岸の上は難所。火野正平には絶対に無理。
しかしここでは,水没しているが単床ブロックが敷設されているのを覗くことができる。

見るべき出遭いは少なかったけれど,この日の

a

b
ともに赤井川樋門の近辺。
(a) 樋門から石狩川への流れはそこそこあって,脇に水溜りもできている。
その中でうごめくいくつかのアヤシイ影。
手足を除いても10センチ近くありそうなドロガエル?。実にワイルドな面構え。
(ホントの名前をご存知の方,教えてください)
(b) 樋門の,川とは反対側(堤内)の道道小樽石狩線の下からこちらをじっとうかがっているアヤシイ眼差し。眼鏡橋


2017.04.30 版 砂嘴先端,伸びたっ!,の巻

(左図をクリックしてください)

忙しいのかボケてきたのか,事柄がすいすいと運ばない。
4月24日はまなすの丘をひとまわりして,6日遅れの報告になる。
上図に,2/15,3/27,4/24 の軌跡を合わせて示す。
ひと月ごとに先端がどんどん上(北)に伸びていることが一目瞭然に分かる。
4/24では3/27よりおよそ50m伸びて,とうとう来札水制工の延長線をわずかながら越えた。
2010年から2014年まで夏季には毎年何度か延長線を越えて伸びることがあった。
が,2014年9月を最後に,2015年,2016年は先端が後退したままで経過してきた。

3/27,先端から40〜50m先の沖合海上に島状の砂洲が伸びているのが確認された(参照:【砂嘴先端2016年のまとめ】-5.)。
その後も砂が堆積し続け,ひと月後の4/24には島が陸続きになってしまったというわけである。

a-1

a-2

b
(a-1) 3/27 上図a点からA方向を望む。
 沖合に島状砂州が確認できる。
(a-2) 3/27 上図a点からB方向を望む。
 砂嘴先端はフラット。
(b) 4/24 上図b点からA方向とB方向とを広角に望む。
 砂嘴先端が伸びて島状砂州につながる。
昨年8月の連続台風による石狩川の大増水により大量の土砂が海中に漂砂として供給された,
漂砂がその後どのように挙動するかに注目していたが,砂嘴先端への堆積/伸び出しも明らかにそのひとつの現れと考えられる。
また,春の風物詩とも思われる先端近くでの木屑,枯葉ゴミ(”ガス”ともいわれる)の堆積が,今年は異常に少ない。
これもまた昨年の大雨/増水となにかしら関係しているような気がする。

いずれ近いうちに,砂嘴先端2017 のページを新設してその後の経過を記録することにしたい。


2017.04.28 版 近代遺跡調査,の巻

文化庁では,「我が国の近代の歴史を理解する上で欠くことのできない重要な遺跡について適切な保護をはかることが急務」だとして,平成8年から”近代遺跡調査”を実施している。(すでに21年経過。気の長い話だ)
この場合,対象とする”近代”とは,幕末・開国頃から第二次世界大戦終結頃までとか。
対象遺跡は多岐にわたるため11の分野に区分している。
その「交通・運輸・通信業」の分野において,札幌市の”創成運河”などとともに,石狩市の”茨戸川コンクリート単床ブロック護岸”がこのほど詳細調査の対象として選定されたという。(全国で166,道内3)
ここは一昨年(2015年)土木学会選奨土木遺産にも選定された遺跡でもある。

a

b
すでに何度か歩いている箇所だが,これを機に昨日(4/27)今年初めて歩いてみた。
水辺のヨシやイタドリが伸び出す前の今の時期が見て歩くのに最適なのだ。
茨戸大橋と花畔大橋との間の茨戸川右岸堤防。
生振11号ひ門から堤防上340mほど下流の地点。
わかりにくいが,堤防上から生振の農地を見た光景
逆に遺跡がある川側を見ると,昨年の治水施設見学会の際に刈りはらわれた通路の名残の道が確認できる。
(a) この地点の水際で見られるブロック。まさに大正5,6年ころまでに敷設された初期の護岸ブロックで,ほとんど崩れているので現時点で護岸の機能をはたしているのかどうかはなはだ疑問。
(b) この地点から上流方向,生振11号ひ門までの間,ほぼ連続して見られるブロック。整然としていてブロック表面の肌艶も新しい。おそらく後年(戦後),堤防および護岸改修事業で敷設し直されたものだろう。

ぜひ皆さんもここを訪れて,岡崎式単床ブロックを目の前で見て認識を新たにしてほしい。
ただし,川の中に滑り落ちることのなきよう,くれぐれも気をつけてください。


2017.04.25 版 オタルナイ橋まで歩く,の巻

順番が逆になって申し訳ない。
4月23日,新川河口へ通ずる堤防上の道は道路管理者である北海道によってじょっぴんをかられた(既報)ので,成り行きを追い続けているオタルナイ橋までひたすら歩いた。

清川樋門と橋

侵入車の轍と橋
左岸。約7600歩。
オープンなった山口緑地の駐車場に車を止める。半分ほどがパークゴルフ場になっている広大な緑地だ。さすが巨大都市札幌。やることがでっかい。モエレ山同様,大量のゴミを埋め立ててでき上がった緑地なのだろう。
案内図によるとバッタ塚も山口緑地の一部としてつながっているので,ここからオタルナイ橋を目指して往復することにした。
橋の撤去作業の動きはまったく見られない。

白井川?樋門と橋

路床崩壊部と橋
右岸。約7100歩。
国道337号脇に設置されている駐車スペースを起点にして往復する。
道(札幌建設管理部業務課)の説明によると,じょっぴんかった理由としては,河口近くでの波による路床の浸食と,ゴミの不法投棄。一般人は誰もかれもゴミを捨てる,という哀しい認識に基づくようで,車では金輪際入れないぞということらしい。
ところで,銭函4,5丁目の海岸に風車を建てるという業者は,どこを通って建設現場に向かうのだろうか?この道でなければ樽川9線?
新川マリン会が設置したのであろうミラーに自分を写しこみ,橋とツーショットして喜ぶ変な年寄り
右岸の帰り道,国道337号に架かる第一新川橋の上に,JRタワーなどの高層ビル群が林立していることを知った。
こんな写真を撮ることができたのも,北海道(札幌建設管理部業務課)のおかげですね・・・歩かせていただいてありがとう!


2017.04.24 版 初蜃気楼,の巻


2017.04.24 (14:11)

さらに拡大
はまなすの丘・ヴィジターセンター2階からの蜃気楼
小樽・高島岬の先に,普段は見えないはずのトド岩がくっきりと(肉眼でも)見えています。
さらに拡大すると,トド岩の形も明瞭です。
(この角度で見ると右側に低い平坦部分がのびている)
14時現在14.8℃,東南東の風2.7m/s。(石狩のアメダス)

ヴィジターセンターは4/21(土)から仮オープン。
駐車場にずっと止まっていた赤い車は,その前日姿を消したということです。


2017.04.22 版 再び,検索アナリティクス,の巻

1月14日にも検索アナリティクスを取り上げました。
その後の分についてまとめてみました。
Google検索に限るデータということで限定的ですが,【花畔・網】のどのページが人気?なのか知ることができます。
ぜひこちらをご覧ください ⇒ 「検索アナリティクス


2017.04.20 版 むべなるかな,の巻

「むべ」という花に旅先(鹿児島)で出遭いました。
やや長くなりましたので,別ファイルにしました。
ぜひこちらをご覧ください ⇒ 「むべなるかな


2017.04.18 版 キタコブシがチラホラ咲きはじめた,の巻


 

 
緑苑台・紅葉山茨戸通の街路樹。
数本の木でチラホラ咲きはじめている。
といっても,もっとも賑やかな木でこの程度
せっかく開いたのに,あいにくの冷たい風と雨。
バックに青空が欲しい。


2017.04.16 版 オタルナイ橋への車でのアクセスが断たれた,の巻


左岸側

右岸側
左岸側は,スラッジセンターへ向かう道を濁川に架かるバッタ塚橋の左岸たもと。ただしここは去年の6月にすでに車止めが設置されていた。
4月14日,久しぶりにオタルナイ橋の様子を見に行こうとしたところ,右岸側,国道337号に架かる第一新川橋の右岸たもとからほどないところにも頑強なゲートが設置されていて,河口方向への進入を拒まれた。
これではオタルナイ橋右岸側に辿り着くには,およそ1.5km歩かなければいけない。
残るのはバッタ塚駐車場からのルート。しかし,山口緑地パークゴルフ場とバッタ塚との分岐点の手前にゲートがあってこちらも閉じている。しかしこちらは,パークゴルフ場がオープンするという4月20日にはゲートが開放されるということだ(ただし日中のみ)。
いずれにしても,オタルナイ橋,とりわけ右岸側に接近するのは難儀なことになったものだ。


2017.04.15 版 ミズバショウが見ごろ,の巻


 

 
積雪が少なく,雪解けもほぼ同じペースなだけに,マクンベツ湿原のミズバショウの開花もほとんど去年並み。
昨日,今日の暖気で一気にほころんだのかもしれない。
すでに,5分咲き以上満開未満。
いまが見ごろです。


2017.04.14 版 新港中央水路奥の導灯(その2),の巻


前灯

後灯
前回訪れた時はまだ雪深く,直下までは近づくことができなかった。
今回はすっかり雪がなくなり,ササが刈りこまれていた。
保守用のアプローチと思われる。
おかげで真下まで接近可能だったが,やがてササが伸びてくるとそうもいかなくなるかもしれない。
前回は気づかなかったのだが,灯竿は紅白縞に塗装されていることが分かった。
近いうちに「石狩の紅白」ページに追加することにしよう。


2017.04.03 版 ハマボウフウが芽を出した,の巻


ハマボウフウ

イソスミレ
うす曇りだがポカポカと暖かい。
今日は出かけずに庭のゴミ拾いと片付けに汗をかく。
海浜コーナーもすっかり顔を出す。
見るとさっそくハマボウフウの新芽が突き出ている。
3月27日にはまなすの丘を歩いた時には出会えなかった。
緑のまま越冬するイソスミレたちも,春の光を浴びて瑞々しい新葉を展開しはじめている。月末には花を開くだろう。
でも雑草もはびこった海浜コーナー,どこまで手入れが行き届くだろうか。やや逃げ腰。


2017.04.02 版 サケ稚魚と馬雪,の巻


サケ稚魚・浜益

サケ稚魚・厚田

馬雪
この時期恒例,浜益と厚田のサケ・マス二次飼育施設へ稚魚たちに会いに行ってきた。
浜益のひとつの水槽はすでに空っぽ。昨日大海へ向けて旅立ったらしい。残ったもうひとつの水槽の90万匹の稚魚たちは10日ころ巣立つという。
厚田ではふたつの水槽どちらも稚魚たちでひしめきあっていたが,浜益よりもチビちゃんだ。
ついでに足を伸ばして,浜益ふるさと公園から馬雪(まゆき)を眺める。まだまだ肥満で,とても馬には見えない。
幌灯台直下でのアドベンチャーとか,浜益トンネル内駐車帯での撮影とか,雄冬岬白銀の滝とか,もりだくさんだったがいずれまた・・・


2017.04.01 版 みらい大橋供用開始,の巻


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b

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新・石狩川頭首工の管理橋が完成,広域農道として一般にも供用されることになり,”みらい大橋”と名づけられて4月1日開通した。812.3m。
頭首工自体は2013年12月に完成し農業用水を取水する機能をすでにはたしている。
それにともなって,石狩川のシンボルタワーだった1963年完成の旧・頭首工が解体/撤去されたのはとても惜しまれる。
この頭首工については2008年以来ずっと追い続けている
報道により今日開通ということを知り,さっそく出かけてみた。
なぜか昨年9月に竣工式を実施しているという(そんなこと知らない)。
開通の今日はただ単にゲートを開いただけのようで,静かなものだった。
(a) 左岸岩見沢側から見たみらい大橋。
(b) みらい大橋の上から見た旧・頭首工の撤去工事跡。
(c) 旧・頭首工撤去後整備された護岸から新・頭首工を望む。


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